エディンバラ城(前編)
街を見下ろす高台に建ち、遠目にもその偉容を誇るエディンバラ城。いよいよエディンバラ観光のハイライトです。入り口で購入した公式ガイドブック(日本語版)を手に、早速、城内の探索を始めました。城を遠くから眺めると、大きな一続きの建物のように見えますが、それは城壁に囲まれているためで、アーチ形の門をくぐると、独立した建物が複雑に入り組んで立ち並んでいるのが分かります。戦闘で何度も破壊され、その度に再建や増改築が繰り返されてきたのだそうです。
この城はスコットランドがイングランドからの独立を求める戦闘の舞台となり、長期間にわたって要塞としての役割を担ってきました。それを証明するかのように、城壁に沿っていくつもの砲台が設けられており、砲門からは砲身が覗いています。最も大きい「モン
ス・メグ」は、重量6トンの巨砲。15世紀半ばに当時の最先端技術を駆使して作られたもので、重さ150キロの砲弾を発射することができたそうです。砲台からの眺めは抜群で、新市街とフォース湾がきれいに見渡せました。
城内で最も古い聖マーガレット礼拝堂は、12世紀の初めに建てられたもので、エディンバラ市で最古の建物でもあります。小さな石造りの礼拝堂で、外観は簡素ですが、中へ入ると、繊細な彫刻を施されたノルマン様式のアーチが目を引きました。
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