ウィンダミア湖クルーズ
レイクサイドは文字通り湖畔にあり、駅と遊覧船乗り場が隣接しています。列
車を降りて蒸気機関車に名残を惜しんでいると、埠頭に船がやってきました。湖北端のアンブルサイドを目指して、ウィンダミア湖クルーズに出発です。
あいにくの曇り空で、かなり肌寒くもありましたが、船室にこもっていたのでは船に乗った甲斐がありません。フリースとウインドブレーカーを重ね着してデッキへ出て、船が風を切るのを感じながら、遊覧船の旅を楽しむことにしました。40分ほどで経由地のボウネスに到着。桟橋
に停泊した船の中から湖畔を眺めると、私たちが宿泊しているホテルが見えました。ここで乗り換えるつもりでしたが、同じ船がそのままアンブルサイドまで行くとのことです。出航までの待ち時間を利用して、船内の売店でサンドイッチを購入し、船室で簡単な昼食をとりました。
出航の際に船の外を見ると、興味深い光景が目に入ってきました。左の写真に写っている緑色のロープ。その左端は画面の外にはみ出していますが、実は船に結びつけられています。輪にした反対(右)側の端を緑色の支柱に引っかけ、これを支点にして強引に船の向きを変えるのです。船の向きが変わるにつれて、船内にもロープがきしむ音が伝わってきて、相当な力が掛かっているのが分かります。方向転換が終了した後で、支点側のロープを外して船内へ取り込む必要があるため、近くに係員が1人待機しているのですが、万一ロープが切れて彼に向かって飛んできたら大惨事です。柱の陰に待避し、自分と船の間に常に柱が入るように、船が回転するのに合わせて慎重に位置を変えていました。
船の旅は続きます。長時間デッキに出ているとさすがに寒さが堪えてきて、船室とデッキを行ったり来たりしてしまいまし
たが、小さな桟橋や可愛らしい建物などが湖畔に代わる代わる姿を現すので、景色を見飽きることはありません。ボウネスを出て約30分で、アンブルサイドの桟橋に到着しました。
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湖水地方に着いた翌日は、夫のたっての希望で、ハバースウェイト-レイクサイド間を走る蒸気機関車に乗りに出かけました。ちなみに「レイクサイド」はウィンダミア湖南端の地名で、れっきとした固有名詞です。ボウネスからは、遊覧船でレイクサイドへ行き、そこで蒸気機関車に乗り換えてハバースウェイトを目指す方法が一般的のようですが、船の始発時刻が意外に遅く、午前中の時間が勿体ないので、まず路線バスでハバースウェイトへ行って、逆コースをたどることにしました。ところが、この路線バスがなかなかのくせ者。小さめの車体で小回りがきくのをよいことに、急カーブを猛スピードで突っ走るので、かなりスリリングでした。























