« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

コッツウォルズ巡り1:バーフォード

Coach 今日はロンドン発着のバス・ツアーを利用して、コッツウォルズ地方を巡ります。ツアーが出発するヴィクトリア・コーチ・ステーションには、バスの乗り場がズラリと並んでいて、なかなかの壮観でした。旅行者や観光客の姿も多く、ロンドン発の長距離バスのほとんどが、ここから出ているだけのことはあります。ちなみに、私たちのホテルからコーチ・ステーションまでは徒歩圏内。これなら朝早いツアーでも安心で、立地をよく調べてホテルを選んだ甲斐がありました。

ツアー参加者の顔ぶれは、私たちを入れて日本人が5人に、香港から来た親子連れと英国人らしいカップルが各1組、それに陽気なオーストラリア人のグループが1つ。国際色豊かで、なかなかユニークです。一応、「日本語ガイド付き」ということになっていましたが、バイリンガルのはずの英国人ガイドさんの日本語が、少々怪しいようです。以前に日本の英会話スクールで講師をされていたそうで、親切で楽しい方でしたが、街Burford3 の歴史などを日本語で説明するのは難しいらしく、英語に比べて日本語の解説は随分省略されていて、ちょっと残念でした。

Burford2 まず訪れた街はバーフォード。メイン・ストリートに沿ってお洒落なアンティーク・ショップや民芸品店、カフェなどが軒を連ねており、上品で洗練された街並みです(路上駐車が多かったのが、景観的には残念でBurford すが)。そして、賑やかに車が往来する大通りから路地を1歩入ると、コッツウォルズ地方特有の、蜂蜜色のライム・ストーンでできた建物が、奥へと続いていました。

Church この街にある立派な教会へ、ガイドさんが案内してくださいました。中では丁度、教会には少々そぐわBandない編成のバンドが、コン サートのリハーサル中。どんなイベントがあるのでしょうか。



 

Cotswoldarms左の写真は、「コッツウォルド・アームズ」という名のパブ。壁を覆う蔦が真っ赤に色づいて、まるで絵のようでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

本場ロンドンのミュージカル

Hermajestys チェックインもそこそこにピカデリー・サーカスへやって来たのには、理由がありました。ロンドンへ来るからには本場のミュージカルを観てみたいと思い、チケットを予約してあったのです。場所はハー・マジェスティーズ・シアター。左の写真の重厚な建物です。



Pasta 劇場の場所が確認できたところで、まずは腹ごしらえ。劇場周辺のレストランは、観劇前の軽い食事を提供していることが多く、「プレ・シアター・ミール」、「エクスプレス・メニュー」などと呼ばれています。私たちも手近なお店に入り、前菜&パスタのコースとグラスワインを注文しました。運ばれてきたのは、バジルと松の実とロースト・ガーリックのパスタ、いわゆるジェノヴェーゼです。メニューを見てイメージした通りの一皿でしたが、予想外だったことが1つ。どうやら、入っていたロースト・ガーリックの量がハンパではなかったようです。美味しかったので、食べている時は気付かなかったのですが、その夜は一晩中、自分の息が気になって大変でした。それにしても、これから観劇に出かけるのが前提のメニューに、これほどふんだんにニンニクを使って、色々と不都合はないのでしょうか。。。

Phantom さて、食事をしている間にかなり日も落ちて、ミュージカルの開演時間が迫ってきました。建物の中へ入って階段を上り、観客で賑わっているロビーを抜けて、いよいよ劇場内へ。赤を基調とした内装は、重厚さと華やかさを兼ね備えています。私たちの席は、1階中央の最後部でした。頭上に2階席があるため、舞台上部を使った演出は見えませんが、チケットを取り扱っているウェブサイトの注意書きによると、そもそも、すべての演出を見ることができる席はないようです。Theater
演目は「オペラ座の怪人」。日本でも既にお馴染みで、タイトルはよく耳にしていましたが、実際に観るのはこれが初めてでした。一応、あらすじは予習してありましたが、私の英語力では場面転換についていくのが難しく、ストーリーを追いきれなかったのが少し残念でした。それでも、華やかな雰囲気や音楽、舞台演出は十分に楽しむことができます。とりわけ、劇中で重要な役割を果たすシャンデリアは、大きさも造りの精巧さも見事でした。また、ヒロイン役のソプラノの歌声が素晴らしく、それを聴けただけでも観に来た甲斐がありました。

Night 2時間半のミュージカルを堪能して外へ出ると、かなり遅い時刻になっていたにもかかわらず、ピカデリー・サーカスは大勢の人出で賑わっていました。私たちは翌日に備えて真っすぐホテルへ戻りましたが、ロンドンの夜は、まだこれからのようです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ロンドンの地下鉄

ロンドンでは、交通の便が良いヴィクトリア駅の近くにホテルを予約してありました。ユーストン駅からは地下鉄ヴィクトリア線で1本です。ところが、地下鉄の改札を入ってヴィクトリア線の乗り場へ行こうとすると、ホームへ降りる階段が通行止めになっており、どうやら列車が動いていない様子。改札内に臨時の案内所が設けられ、人だかりがしているところを見ると、ロンドンっ子にとっても普通の状況ではないようです。(週末を利用して地下鉄2路線のメンテナンス工事が行われていたことが、後で分かりました。ロンドンでは珍しいことではないそうです。)

Tube 仕方がないので案内所で迂回経路を教えてもらい、ノーザン線とサークル/ディストリクト線を乗り継いでヴィクトリアを目指しましたが、おかげでまたしても、スーツケースを抱えて列車を乗り換えるハメになりました。それで気付いたことが1つ。ロンドンの地下鉄駅は、バリアフリーとはほど遠い状態で、階段は多いのに、エレベーターやエスカレーターはあまり設置されていないようです。また、優先席に対する意識が高いヨーロッパでは珍しく、車内では若者が当たり前のように優先席を利用していました。おそらく、お年寄りや体の不自由な方は、地下鉄のホームにたどり着くこと自体が難しいので、ほとんど利用することがなく、優先席が例外的な扱いを受けているのでしょう。代わりにバスの路線が整備されていて、バリアフリー化も進んでいるようなので、そちらの方に力を注いでいるのかもしれません。

Pigeon 気付いたことの2つ目は、右の写真です。ハリネズミのような棘は、鳩が留まるのを防ぐための仕掛けに違いありません。どうやら、鳩の「落とし物」に困っているのは、日本の駅だけではないようです(笑)。

Picadery ホテルにチェックインして一息ついてから、再び地下鉄に乗って、ロンドン随一の繁華街、ピカデリー・サーカスに繰り出しました。改札を出て地上へ上がると、いきなりの人混み。同じ日の朝に湖水地方に居たのが信じられない気分ですが、首都ロンドンへやって来た実感が湧いてきました。湖水地方の自然とはまた違った魅力がありそうで、見て回るのが楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ロンドンへ大移動

今日は湖水地方を発って、ロンドンへ向かいます。

ウィンダミア駅で列車を待っていると、窓口に東洋人の男性がやって来て、駅員さんに何やら熱心に尋ね始めました。その横顔に見覚えがあります。なんと、前の日に蒸気機関車の駅でお会いしたご夫婦の、ご主人の方でした。思わぬ再会に、会話がはずみます。ご主人によると、景勝ルートとして人気のカーライル鉄道に乗るため、列車の時刻や乗り継ぎなどを調べに来たそうです。ご夫婦揃って列車がお好きなようで、2カ月ほどの予定で気ままに旅をしているとのこと。1週間そこそこの強行日程で来ている身には、羨ましいかぎりです。

ウィンダミアからロンドンまでは、平日なら乗り換え1回で約3時間半の行程ですが、夏の観光シーズンを過ぎた週末には、列車の本数が激減してしまいます。そのため、旅程を組む際に、ロンドンへの移動が日曜日に当たるのを避けたのですが、土曜日までは避けきれなかったので、今日の移動は大変です(それでも、日曜日に比べると随分条件は良いのですが)。

Oxenholme まずは、湖水地方へ来たときのルートを逆にたどって、オクセンホルム・レイク・ディストリクト駅へ。平日ならここからロンドンまで直通列車がありますが、今日はプレストンへ向かいます。車内は結構混み合っており、なんとか席は確保できたものの、スーツケースを置くスペースは満杯です。迷惑だと分かっていても、左右に並んだボックス席の間の狭い通路に2人分の荷物を置くしかなく、ちょっと肩身の狭い思いをしました。

Preston 30~40分ほどでプレストンに到着。次はマンチェスターを目指します。満席だったため、スーツケースと一緒に立っていたのですが、困ったことに、車内がだんだん混み合ってきました。列車の終点がマンチェスター空港なので、私たち以外にも大きな荷物を持った乗客が多く、混雑に拍車がかかります。日本のラッシュ時に匹敵しようかという混雑状態で、各駅での乗り降りに時間がかかるため、運行時刻が徐々に遅れ始めたほどでした。時刻表通りならプレストン-マンチェスター間は所要42分のはずですが、50分ほどかかったでしょうか。

Manchester マンチェスターでは、ロンドン行きの長距離列車に乗り換えです。乗り継ぎ時間は20分あり、余裕を持って乗り換えられるはずでしたが、到着時刻が遅れたため、残り10分少々しかありません。初めて来た大きなターミナル駅としては、かなり慌ただしい乗り換えになってしまいました。Trains 思ったとおり駅の構内は広く、ずらりと並んだプラットホームのそれぞれに列車が入線している様子は、なかなかの壮観です。ロンドン行きのプラットホームまでは結構な距離がありましたが、幸い乗り場の表示がとても分かりやすかったので、無事に乗り継ぐことができました。

Eustonマンチェスターからロンドンまでは約3時間。乗車時間はこれまでで一番長いのですが、長距離列車だけあって座席も広く、乗り心地は快適です。大きな荷物を抱えて乗り換えを繰 り返したので、さすがに疲れており、座席に掛けてホッとした途端に眠くなってきました。車窓から景色を眺めていたいのは山々でしたが、睡魔には勝てず、夢心地のうちにロンドンのユーストン駅に到着しました。ウィンダミアを出たのは朝9時半頃でしたが、既に午後も半ば。5時間を超える大移動でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »