レストラン「シャーロック・ホームズ」
今回は、ロンドン市内のちょっとユニークなレストランをご紹介しましょう。
1軒目は、コッツウォルズへ出かけた日の夜に訪れた「シャーロック・ホームズ」。名探偵ホームズとワトスン医師が住んでいた(ことになっている)ベイカー街には、ホームズの下宿を再現した博物館がありますが、それとは特に関係がないようで、チャリング・クロス駅にほど近い、繁華街からは少し外れた静かな場所にありました。
1階はパブになっており、ビールのグラスを片手に会話を楽しむロンドンっ子で賑わっていましたが、まだ夕食をとっていなかった私たちは、2階のレストランへ向かいました。階段を上りきったところにあったのは、なんと「ホームズの部屋」。廊下からガラス越しに部屋を覗き込みながらレストランの扉をくぐると、中の空間はつながっていて、席によっては、ホームズの書斎を眺めながら食事を楽しめるという趣向です。
部屋の中をよく見ると、本がぎっしり詰まった書棚の上に、さりげなくヴァイオリンのケースが乗っていたり、棚の上に怪しげな薬品が並んでいたり、小さなテーブルの上に虫眼鏡が置かれていたり・・・。芸の細かい心憎い演出があちこちに見られ、ついファンの心理をくすぐられてしまいます。(実は、小学生のときに初めて読んだ推理小説が「バスカビル家の犬」で、その後しばらく、ホームズ物を読みあさった時期がありました。)窓際にはホームズ本人(のロウ人形)まで立っていました。
メニューは肉料理が中心で、夫はシチュー、私はソーセージを注文しました。シチューにはパイが、ソーセージにはクヌーデルが添えられていて、ボリュームたっぷり。色々な種類の地ビールが飲めるのも嬉しいところです。
もう1軒は、テムズ川に浮かぶ船上パブ「タターシャル・キャッスル」。周囲の主な建物がライトアップされており、夜景を眺めながらの夕食は格別です。ここを訪れたのは、帰国前夜。ま
だ挑戦していなかったイギリスの名物料理(?)ということで、フィッシュ・アンド・チップスをいただきました。
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