東北応援! 角館&田沢湖の旅(4)
旅行3日目(最終日)。今日こそは…と期待したにもかかわらず、やはりお天気はいまひとつ。自分では晴れ女だと思っているのですが、今回は少々気合いが足りなかったでしょうか…。それでも前日に比べれば随分明るく、雨もなんとか上がったようなので、レンタサイクルで田沢湖を一周しててみることにしました。
田沢湖東岸にある宿の前を出発し、反時計回りに進むと、間もなく「蓬莱の松」が見えてきました。樹齢は約300年。中国の伝説に出てくる蓬莱山の松に、枝振りが似ていることから名付けられたそうですが、残念ながら現在は枝が折れて、形が変わってしまったとのことです。
頑張ってペダルを漕ぎ、湖を3分の1ほど回ると、朱塗りの鳥居が見えてきました。この大鳥
居が立つ平らな岩場は御座石(ござのいし)と呼ばれ、秋田藩主が田沢湖を遊覧した際に、腰をかけて休んだという言い伝えがあるそうです。
鳥居のすぐ近くに、辰子姫を祀った御座石神社がありました。右の写真の左端に少しだけ写っている大きな杉の木は天然記念物で、「御座の石の杉」と呼ばれています。
再び自転車に乗り、さらに湖を3分の1周。田沢湖のシンボル、金色に輝く「たつこ像」の前に到着しました。たつこ像のモデルになった辰子姫は、永遠の若さと美貌を願ったために龍になったと伝えられる、伝説の美少女です。像の隣に立つ浮木(うきぎ)神社は縁結びに効
果があるようですが、訪れている観光客は、カップルや家族連れが多い様子。私たちも一応お参りをしてみましたが、この場合、御利益はどうなるのでしょうか…?
たつこ像を後に、自転車の旅は続きます。お天気がだんだん怪しくなり、小雨がぱらついてきたようですが、残る3分の1周を頑張らないと出発地点に戻れません(汗)。もう少し暖かければ気持ちの良いサイクリングになったはずでしたが、この時期の東北地方としてもかなり低めの気温で、残念ながら、最後は我慢大会の様相を呈してしまいました。
ちなみに今回、私が借りたのは電動自転車、脚力に自信あり(?)の夫が借りたのは、通常の人力自転車でした。結果的には電動自転車が大正解。湖面は平らですから、湖を回るルートも平坦だと思いがちですが、道が湖岸から少し離れている場所もあり、結構アップダウンがありました。汗をかきながらペダルを漕ぐ夫の前で、体力で劣るはずの私が坂道をスイスイ登るのですから、夫も驚いたようです。電動自転車には初めて乗りましたが、こんなに楽な乗り物だとは知りませんでした。
サイクリングで体が冷え切って、このまま帰るのは辛いかな…と思っていたところ、宿の方のお心遣いで、チェックアウト後にもかかわらず、温泉で暖まることができました。これには本当に感謝! 最後まですっかりお世話になってしまいました。
直接の被災地から離れているとはいえ、思いがけぬ出会いなどもあり、現在の東北を肌で感じた今回の旅。できることは限られているけれど、被災された方々が元の生活に戻れる日まで、少しずつでも息の長い応援をしていければ…と改めて思いました。
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